JP_007: Connex 3Dプリンタで複数の材料から柔らかい部品を造形する方法
推奨事項
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Step 1:
適切なコア材料を選びます。元の形状に戻る速度を上げるには、コア材料にTangoBlackを使用します。剛性と引裂強度を高めるには、コア材料にTangoGrayを使用します。
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Step 2:
適切なコーティング材料を選びます。TangoPlus™およびTangoBlackPlusは、破断伸度が高いのが特徴です。引裂強度を高めるには、このいずれかをコーティング材料として使用します。また、破断伸度についても、いずれかのコーティング材料を使用した場合、値がTangoPlus材料のみを使って造形した部品の値に近くなります。
推奨コア/コーティング材料組合せ
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Step 3:
コーティングの厚みを選択します。適切なコーティングを行う上で推奨されるコーティング材の厚みは0.3mmです。コーティングの厚みは、オブジェクトの外寸には影響しません。コーティングの厚みが変わっても、外寸は変化しません。メインのモデル材の一部がコーティングの層で置き換えられます。
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Step 4:
コーティング材の厚みは一定に保たれるため、肉厚の薄い部品は、ショアA値が想定よりも低くなる場合があります。部品の厚みが0.8mm未満の場合には、コア材料はまったく造形されません。部品全体がコーティング材を使って造形されます。
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Step 5:
コア材料とコーティング材料を適用します。お使いのConnex 3Dプリンタのユーザーガイドにある、「オブジェクトのコーティング」に関するセクションを参照してください。